腕時計(うでどけい)とは、ベルト(帯、バンド)によって腕に装着することができる小型の携帯用時計である。
場所を選ばず時刻を知ることを可能とする基本的機能のほかにさまざまな付加的機能を併せ持ったものが存在し、また服飾コーディネートの一部、あるいは社会的ステータスをあらわす装身具としての性格も備えている。そのためごく低価格の実用品から超高額品に至るまで、広範な価格帯の製品が流通している。
駆動方式は1980年代以降水晶発振計時のクォーツ式が主流である。しかし一方で電気動力を用いずぜんまい動力のみによって作動する旧来の機械式時計は高級価格帯を中心に根強い人気があるほか、世界的には電池入手が容易でないなどの理由から機械式の腕時計が専ら用いられている地域も存在する。
ロレックス腕時計として最初に普及したのは1911年にフランスのカルティエが開発した角形ケースの紳士時計「サントス」である。「サントス」の原型は、ルイ?カルティエが友人の飛行家、アルベルト?サントス?デュモンに依頼されて、飛行船の操縦に適した腕時計を製作したものであった。後年その洗練されたデザインがパリの社交界で話題となり、市販されるに至った。「サントス」はスポーツ?ウォッチの古典となり、21世紀に入った現在でもカルティエの代表的な製品の一つとして市販されている。
1980年代なかばから、完全にコモディティ化したクウォーツ方式の針式や液晶ディジタル表示の腕時計に変わる、新たな付加価値を模索する動きが始まった。以下に各社の動向などを記す。
セイコーは復権をかけ、高級機械式腕時計として1960年代に名声を博した「グランドセイコー」などを復活させるなど、機械式腕時計に再度力を入れた。機械式ばかりではなく、ビスカススイープ?キネティック?スプリングドライブなど新方式の研究も進め、実用化している。2000年代に入ってからはクレドールブランドの超高価格帯製品「スプリングドライブ ソヌリ」などや「セイコー?スペクトラム」のような新コンセプトのモデルも作っている。

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